この写真は平成24年3月16日発売フライデーの31ページに掲載された二枚のうち上段のもの、左は鏡子ちゃんだ。先ず、この写真が掲載されている「四声五声」はプライベートなものでパスワードを設定している。ここでの掲載に関しては被写人物に了解をとってある。
さて、講談社さんが月光寺に貼ったラベルは 滋賀の全裸宗教「エロすぎる教え」は大丈夫か だった。内容の「趣旨」はフライデーに情報を伝えた者が創りたかった構図になっている。講談社フライデー編集部の田ノ上さんに取材を受けたのは私自身だ。4時間近く話した内容は田ノ上さんが録音しておられたので、証拠隠滅さえされていなかったら講談社に在るはずだ。
先ず「禊」についてだが「この写真は」と云う質問への回答として「禊に対する私の考え」を取材中に話した。いわゆる写真解説だ。この禊は2009年9月に行われたもので、今までの20年間で10回にも満たない回数である。実際「四声五声」での「琵琶湖禊写真掲載」は3回しかない。しかも寺の行事ではなく、任意行事の報告写真だ。
何故信徒が任意行事で「禊」をするかだが、10年ほど前に一度だけ「禊についての講習」をしたことがある。その時の講習生が(可能な場所があれば)禊をしている。ただし一回でも出来た人は10人ほどいた講習生のほぼ半数だ。講習場所も合法的に行う為に外国の海岸まで行った。MRSファンなら御存知、バンクーバー所在のヌーディストビーチだ。鏡子の留学日記「ヌーディストビーチの風」で御馴染みの海岸。
20年間で10回にも満たない回数の「禊写真」を見ただけで「全裸宗教エロすぎる教え」はあまりにも軽率なこじ付けだ。私を「エロ坊主」と云うなら理解もできるが、寺の教えは話していないのに「エロすぎる教え」と決め付けて報道するのは講談社の何らかの方針だろうか。機会があれば野間社長に聞いてみたいものだ。
ここまでの文を読んだ人は「まだ全裸参拝の写真がありますけど」と疑問を持たれることだろう。プロの取材者が「情報を元にして裏を取りに取材した」私の周辺には題材が豊富だ。そして、創りあげる構図。ここに人間の性があるのだが・・・その話は次回に話すことにする。頭を整理しながら慎重かつシビアに観ていただきたい所以だ。
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