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2012/06/29(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(001)  

2012年6月26日、消費税増税法案が衆議院で可決した。これで民主党は分裂出来るかもしれない。変な言い方をしているようだが、民主党は本来の姿に戻らなければならないのだ。
日本國を生物として表現するならば、健康になろうと魂が動き始めたのだ。

更に変なことを云わせてもらうと「日本の政治家達は結策した見事な動きをしたと思う」日本國魂の健気な希望を抱えて一団となったのだ。

人の都合は立場によって異なる。そして様々な立場の人が居て、自己の都合を主張する。平均的な人間ならば、理性が欲望に負ける傾向にある。だから国家運営を民主主義で行うならば、国家は破綻するのが運命だ。
しかし日本國と云う生物が健康回復の動きをしているならば、自分の都合で動く夫々の微妙な力加減が健康を取り戻そうと動く。私には、今の日本政治が当に其れだと観える。

野田総理も小沢元民主党代表も素晴らしい動きをしている。立場を入れ替えても同じことになったと考えられる。二人とも正確な民主党議員の所以だ。
そう云えば前原氏が語る小沢氏に対しての意見も素晴らしかった。他党も(人間らしく欲望をむき出しにしながら)日本の為に良くやっていると思う。

今回はイキナリ不可思議な政治発言をした。論拠を説明するのは難しいが、私なりに熟考して書いたつもりだ。月光寺中傷事件の真相を語ることが目的で始まった「三蔵フライデー」であるが、御蔭様で月光寺関係の資料整理はかなり進んだ。法律専門家にも多くの意見を頂いた。外国人の立場ではフランスとドイツの弁護士が知恵を貸してくれた。それらについては今後も投稿を続ける予定だ。「三蔵フライデーも公証役場で成文証明をしておいてください」と言ったのはフランスの友人だ。どう云う訳か、フランスには日本の宗教に興味を持つ人が多かった。彼らの考えは、ネットによる中傷は「一種のテロ」それにマスコミが手を貸したのであれば、それは立派な共犯なのだそうだ。

私は今、北海道に来ています。写真は摩周湖。摩周湖と云えば日本一透明度が高い水として知られているが、近々白老町の倶多楽湖に抜かれるらしい。
自然界でも、一番を維持するのは難しいようです。



2012/08/25(Sat)  三蔵フライデー「政治家の結策」(002)  

発行日が一日遅れた。「そろそろ三蔵フライデーは廃止かな」と思った方もおられるだろう。(それだったら)中傷事件の話題よりも、MRSらしいビデオの話題に戻って欲しい。と云う声もファンの方にはあるだろう。実際に「中傷事件に関するレポート」は既に揃っているので、月光寺関係者にも納得してもらえている。

ところで投稿が土曜日になった理由は(忘れていたのではなく)仕事の都合でパソコンを開く時間が無かったのだ。そして私の性格では、これを切っ掛けに廃止するのが通例なのだ。しかし今回は例外だ。三蔵フライデーは未だ投稿を続けるつもりだ。

生物が生きて行くためには生存環境が必要だ。そして生存環境の最たるものは地之利。ほとんどの生物は、地之利獲得の為に戦いを繰返す。そう云えば最近のニュースでは、領土問題が政治話題を沸かしている。政治家が活動している安定した生存環境の中では領土問題解決は難問だ。歴史を観る限り「命を懸けて獲得するものである領地」を、話し合いで解決させようとするのだから、潜在力が鬩(せめ)ぎ合う戦争と考えればよい。

私的領土問題の第一は「南極大陸」だ。それは決着した分けではなく凍結されている。もしも神々の世界に因縁があるとしたら、取分け「南極大陸」についてが遠昔因縁の投影になると思う。日本と韓国での竹島問題は、李氏と野田氏が代表選手だ。李氏は政治家生命存続を願っての行動にも観えるが、魂の発動を感じる。恐らく、ロシアや中国に先駆けての猪突猛進だ。そして野田氏は、民主党だからこそ行えた平和的追詰への対応をしているのだ。

写真は私の仕事場を占領した猫のグエンスク。机は北方領土状態だ。



2012/10/26(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(003)  

「勝てば官軍負ければ賊軍」と云う「たとえ」があるが、子供の頃は意味が分からなかった。言葉上での学習は出来ても、実感できなかった。大人になってからは「正義って何だろう」と考える度に「勝てば官軍〜」が頭を過(よ)ぎる。

勢いで自分の都合を押付けるてくる人に出会ったら、その人から一目散に離れることが得策だ。「私は正義だ」とか「私が被害者です」等と云う看板を掲げた者の背後には「魔が潜む」と考えるのが妥当に思える。
長い歴史を振返れば、魔の力は暴露される運命には違いない。しかし出来れば「魔の力で勝った官軍」を許さない時代が好ましい。

訳の分からない前置きを書いてみたが、テーマは政治家の是非についてだ。政権を獲得した政治家が其の界を動かすのだがら、背後に魔の力があってはならない。「政治家の結策」でも「霊能者談義」や「金毛の剃髪」も、語りたい目的は同じなのだ。「神の御告げ」や「神だと思っている何かからの御告げ」そして「正しい判断」や「正しいと思っているだけの判断」個人では、それらを識別することは困難だ。次回からは「それらを識別することに知恵を絞った先輩」の話をしてみたい。

写真は「湖周天」と呼ぶ駆馬神事を行っている最中の様子だ。



2012/11/09(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(004)  

「神様とはどんな方ですか?」と、生徒から聞かれたことがある。私の持っている教師免許は宗教学、だからそんな質問をされたのだろう。
私の答えは「その質問は、人間ってどんな方ですか?と聞いているのと同じですね」と返した。すると、その生徒は「あっ!そうか。神様は一方じゃないんだ」と言いながら去って行った。その生徒が何を考えていたのかは追求しなかったが、世にある色んな宗教を考える時、その生徒との遣り取りを思い出す。

宗教の多くが「自身の神」を語っている。神を語るには「そんなもの居ない」と思い込んでいる人と「神様は居る」と思い込んでいる人では論点が全く違う。先ず言えることは「神が居るか居ないかを証明すること」は、神よりレベルが低いとされる人間には出来ない相談だ。もしも「これが本当の神だ」と正論があるのなら、偉大な政治家が権力者と結策の末に造りあげたものだ。その製造過程は正史と類似している。

ところで今回のテーマだが、神様の意向を探ることに一生を捧げた先輩の紹介だ。語りの背景は「神様は居ると云う前提」での模索。複数の「宗教経典」や、複数の教祖が「神から受けたとされる御告げ」を比較して「共通する事実を見出そう」と云う努力をされた人。その先輩とは故海軍大佐の矢野祐太郎先生、多くの遺稿があるが代表的な著作が「神霊正典」だ。参照研究された文献は古事記、日本書紀はもちろんのこと、上記(うえつふみ)から竹内古文書(注一)やその他多くだ。それに天理教、金光教、黒住教、大本教を代表格とした教派神道。更にキリスト教は新旧両派、仏典は八宗(注二)の説くところを熟考比較した。神霊正典(注三)は矢野研究の成果を「宇宙創生から昭和初期までの歴史」として纏められている。私は神霊正典の宣伝をしているのではない。もしも「神様をとやかく言うのなら」思いつきや気分だけではなく、矢野先生のように一生をかけて真剣に考えて欲しいと思っているのだ。

話は変わるが、米国大統領にオバマ氏が再選された。オバマ氏当選の4年前、福井県小浜市では同音の縁を喜んで「オバマを勝手に応援する会」が発足している。私も真剣に(オバマ大統領を応援しよう)と、小浜市所在の若狭姫神社と若狭彦神社に何度か参拝してきた。写真は今回の選挙開票の7日、若狭姫神社の前で撮影したものだ。矢野先生によると、昭和初期に猿田彦大神が米国の特派神(注四)になったそうだ。それで8日は、米国の活躍と世界平和を祈念して、椿大神社(注五)に参拝してきた。

(注一)古史古伝と呼ばれる類の文書であるが、学会では偽書とされている。矢野研究では(成立期の真偽や歴史背景ではなく)その内容を重く観て「神の意向」を探る手掛かりとした。
(注二)矢野研究での八宗とは仏典全般のことと思われる。
(注三)本稿での使用底本は昭和47年8月1日再販発行本。
(注五)椿大神社(つばきおおかみやしろ)創建は西暦紀元前3年とされる猿田彦大本宮。所在地は三重県鈴鹿市山本町1871番地。



2012/11/30(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(004)  

オバマ大統領とロムニー氏の会見(注一)をニュースで知った。
もしロムニー氏が大統領に当選したら、ロムニー氏は人が変わっていたはずだ。当選しなかったから、私には好感がもてる人のままでいてくれそうだ。人間は、小さな車を運転している時と大きな車を運転をしている時とでは人柄が違う。ましてや大統領になるかならないかでは、とんでもなく違う。オバマ氏の良さは、立場が変わっても人柄の変化が少ないことだと思う。

人柄の変化は念の状態を変化させる。その状態によっては金毛九尾のような魔とも容易く通じてしまう。世界各地で続く多くの紛争も、人々のそれだけならば仕方はないのだが、何者かに増幅されてしまうのが恐ろしいのだ。

ところで街はクリスマス色がついてきた。師の話では、クリスマスの騒ぎは人目印(ひとめじるし・注二)と云う原理で大きくなったそうだが、選挙もその一つだと聞いている。いずれ詳しく話してみたいものだ。

(注一)2012年11月29日、ホワイトハウスにて昼食を共に。
(注二)人が人の世界で形作る、神界への通用標のこと。



2012/12/07(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(005)  

私が高校2年生の頃、誰もがそうであるように大学受験を考えていた。師(注一)に相談すると「行きたかった行ったらええがな」と云う返事。「行かなくても良いのですか?両親は行って欲しいようです」と再度聞くと「親が喜ぶんじゃったら行ったら良いがな」・・・結局、師は大学に興味が無いようだった。しかし(こんな言葉を聞いた)「政治家は大学が何処かで役割が概ね決まるで、家系によるのは魂の系統でな。政治は大学の系統が御先祖様のようなもんやで」・・・と、云うことは「僕は政治家にはならない」ってこと。だから、師の意見では(学習する目的さえあれば)大学でも文化センターでも行けば良いのだと理解した。

学生の頃の私は政治には関心がなかった。ただ、師が言う「この政治家の魂はな・・・」なんて話を聞くのは面白かった。「政治が上手く動くのは、定位を獲得した政治家がどれだけ居るかできまるんや」が、師の考えだ。「定位を獲得」とは、その政治家の魂が本来の居場所に居るかどうかだ。要するに「魂の分相応」と考えればよい。

ところで今月16日は衆議院の総選挙、多種の魂が鬩(せめ)ぎあう大壇上だ。師が居られたら何と言われるか、聞こえてくるような気がする。(日本の國魂は、イヨイヨ政治家の定位を求めておられる)実は40年前、私が高校卒業直前「日本人の定位獲得は30年以上先やな」と、師が言っていた。

さて今回の写真「前にも同じ写真を三蔵日記で見た」と思われた方もいるだろう。確かに 〜2009年05月03日 第一スタジオ復活!(009)新しい夏!〜 で投稿した写真と同日に撮影したものだ。しかしよく見て欲しい。今回の鏡子は脚を開いている。ささやかだが「天の岩戸が開いて、天照様が出てこられますように」と願っての写真符のつもりだ。

(注一)私に師と御呼びするカが三人おられるが、本文での師は神相学派九三代真条(しんじょう・ますじ)導士のこと。



2012/12/21(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(006)  

前回の投稿内容で多くの人に心配をかけてしまった。確かに「急死に一生を得る」なんて書くと「何があった!」と思われても当然だ。しかし私の身近な人たちならば、特に驚かないことだ。小学生の時(一時的だが)息が止まった経験があってから「生物は生存条件が欠如すれば簡単に姿を消す」ものだと云うことを念頭に置いて、私は日常生活を送っている。肉体があって命がある。と云うより、命が身体を造り動かしている。と、考えることにしている。身体が元気でも、命が継続して滞在出来るとは限らないのだ。

國にも大きな命がある。その命を観ることは出来ないが、目で観得る國の命は政治家が一面を担っている。日本では、16日の衆議院総選挙で自民党が圧勝した。人間のすることには完璧はない、だから自民党にも問題はあるに違いない。ただ、生物が免疫機能を失えば身体は腐っていくしかない。少なくとも自民党中心の政治ならば、免疫機能を自ら捨てることはないと思われる。

前稿「政治家の結策」(005) で、師が言う「この政治家の魂はな・・・」なんて話を聞くのは面白かった。ことを紹介した。「何故そんなことが判る」とか「そんな話はでたらめだ」とか、色んな批判も出ると思う。そこで「それらを真条婆さん著作の小説」だと考えれば、内容が面白いかどうかを感想として持ってもらうだけでよい。私も近い将来、女仙人の飛行法を説いた書を発刊するつもりだが「小説女仙経」として公開(注一)しようと思っている。

そう云えば、韓国で初女性大統領が誕生する。真条婆さんの小説によると、韓国初女性大統領就任予定の朴槿惠(注二)の魂は第八代龍宮乙姫の御分神で、龍宮界では文官神なのだそうだ。
写真は「國祖符秘録」と云う巻物に描かれた画法龍神之眼。
政治家は国民投票によって選ばれる。国民は政治家を見分ける龍神之眼を持たなければならない。

(注一)フランスの友人からのアドバイス。「小説女仙経」は仮名であって、実際の発行では書名を変更するかもしれない。
(注二)朴槿惠(パク・クネ)真条師は槿惠女史の父である朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領のことを度々語っていた。その中に娘さんのことが語られていたので、私の記憶にもシッカリ根付いていたのだ。私個人としては、槿惠女史が大学で電子工学を専攻していたことに好感を持った。



2013/03/16(Sat)  三蔵フライデー「政治家の結策」(007)  

昨日、アルゼンチンの友人から連絡があった。「あのね」と聞き取りにくい日本語で話しはじめたので「ローマ法王のことだろ」と私は透かさず言った。
「そうです」と彼女は答えてから色々話していたが(彼女の日本語は)あまり聞き取れなかった。

ドイツ出身のローマ法王ベネディクト16世が、高齢を理由に退位した。終身職である法王の在世退位は珍しいことだ。私はドイツ國魂の導きだと思う。
続いて2013年3月14日、266代法王に就任したのはフランチェスコ1世。新法王はバチカン中枢での勤務はなかったので、アルゼンチンでの活動からカトリック本拠地へ乗込んだことになる。
バチカンでの課題は難解山積だが、神々の期待を担っての登壇のはずだ。

私は二代前のヨハネ・パウロ2世には思い出がある。パウロ2世は1981年5月13日に銃撃された。犯人はアジャと云うトルコ人。法王が銃撃された時間、私は眠っていたのだが(強烈な痛みで)目が覚めた。それから数時間してパウロ2世が銃撃されたことを知った。私が痛みを感じたのは偶然かもしれないが、それ以来バチカンへの関心を極限まで深めたのだ。

連絡をしてきたアルゼンチンの友人はブエノスアイレスに住んでいる。それ故にブエノスアイレス大司教である新法王は身近な人だ。
「私、応援します」と、彼女は言っていた。

話を銃撃されたパウロ2世に戻すが、銃撃されてからのパウロ2世は、彼自身の信念による活動に目覚められたのではなかろうか。或いは「人が変わったような印象」とでも云うか。とにかく、それまでの法王とは違って観えた。パウロ2世の次代、ベネディクト16世は、魂の叫びによって在世退位を決意した。そして新法王へと・・・私は神界の政治家達が活発に動いていると感じる。



2014/01/31(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(008)  

私の20代は、多くの人に出会えた。
思い起こせば名言の数々、感謝の念が溢れるばかりである。
その中で思出深いものは、韓国円光大学校(注一)教授から聞いた「日本人の国民性について」の意見だ。
二人の教授との対談であるが、教授の名(注二)は記憶していない。

一人目の教授は、来訪された折に話す機会を持った。「日本人は不思議なのです。一国に複数宗教が混入した場合、世界史の常識では混乱が起きて拡大されて行くのです。ところが日本は、そうでもありません。複数の宗教が共存しているわりには争いが少ないですね。一時的には混乱しても、時間が経てば共存状態になっていますよね」と仰った。その言葉を聞いた私は、日本人の宗教感について常に考えるようになった。

二人目の教授との話しは、私が円光大学校に宿泊(注三)した時だった。私の部屋に様子を伺いに来てくださって「山下さん、不自由なことがあったら言ってくださいよ」と親切にしてもらった。そして二時間以上、色んなことを語りあった。最後のほうに「私は日本人と韓国人の違いを常に考えてきたのですよ」と言われたので「韓国にも日本にも色んな人がいますから」と私が返答したら、教授は「私が言っているのは平均的な国民性とか民族性についてです。例えば選挙で代表を選んだとします。日本人ならば、嫌々でも選ばれた人に従って政治的に動きます。韓国人だったら、選ばれた人を何とか引きずり降ろすことに力を注ぐのです」と云われた。人生経験の浅い私は、どう返答してよいか分からず。黙って聞いていたことを憶えている。

そう云えば、今の韓国は初めての女性大統領だ。私が二人目の教授から聞いた話が的を得ていると仮定すれば、大変な立場に立たされていることになる。今まで形成されてきた国内世論に歩調を合わせてきた彼女は、その流れで対日外交を進めてきた。しかし歩調を合わせてきた者達が、大統領を降ろそうとしているのではあるまいか。ならば、乙姫危うし!

写真は2013年5月10日 八重垣神社にて。男性器の御神體は、それを繁栄の象徴とする素朴な民間信仰である。しかし政治的観点から観ると、男性が支配する政治形態を宣揚しているようだ。私は、女神様の頑張りを期待する。

(注一)所在地は大韓民国全羅北道益山市。私が訪れていた当時は裡里市であったが、1995年5月10日に益山郡と裡里市が合併して益山市が発足した。宗教団体の円仏教が母体になった大学校である。
(注二)韓国名の発音に不慣れであった。当時のメモ紛失。
(注三)ハッキリ憶えていないが、職員寮だったと思う。



2014/03/07(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(009)  

2月7日に投稿した「占い教室」(004) では占学を勉強している人を対象に諮歳法(しさいほう)と云うことを話した。一言で云えば「今年はどんな歳だろう」ってことだが、現今の世界情勢は一般庶民の生活を直撃する恐れがあるから気になるのだ。「現今と云わず、昔からですよ」と反論がありそうだが、私の見解では(現今こそが)世界情勢と一般庶民の関係は密接なのだ。

話は(一見)変わるが、ロシアのプーチン大統領についてフランス人のシモーヌさんと話したことがある。プーチン首相としてハーレーに乗った動画が話題になった頃だ。「この人は好きじゃないけどエナジーがイッパイだね。雰囲気というか魂というか、私の父と似ているんですよ。プーチンと違って、父は大好きですけどね。きっとまだまだ世界を動かすわ。私、そう思う」と云った内容を彼女が語っていた。そして今、やはりプーチンさんはハリキッテいる。

ところでプーチン大統領が乗っていた話題のハーレーだが、あれは正規車両ではない。改造車だ。ハーレー社は本年より純正のトライクを発表した。これが最初なのだ。プーチンさんとは関係ないと思うが、プーチン首相がハーレートライクで話題になった後くらいから、ハーレー社は純正トライクの開発を始めたそうだ。

私は、改造車は整形美人のようなものだと思っている。ハーレーを龍神とするならば、純正が生来の龍神だ。写真はハーレー社の正規純正トライクに乗る「まみ子」だ。彼女は整形のない純正美人(オバチャン)だ。純正トライクが似合っている。トライクが似合うのは、ドッシリした体型の所以だろうか?



2014/07/04(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(010)  

政治家という言葉は、政治に携わる人を意味する。我々の勝手な分類(注一)では、宮家、武家、衆家、の三家がある。宮家は神話を背景にして政治を行い、武家は武力の統制力を行使して政治を行う。衆家は大衆の代表が政治を行う。三家のうち、宮家と武家の権力構図は元首と賊剋が混在している。しかし衆家に関しては、四五変象と云う特殊な複雑系になる。四五変象は何れ説明するが、私としては衆家の典型である民主主義が大好きだ。
恐らく神様方も、衆家が御好きだと思う。

写真は2014年6月30日、徳山港に展示してある人間魚雷の実物大模型だ。かやみ撮影に綾かって撮影をした。

(注一)神相学派用語としてである。本稿で述べる考え方は、九二代導士私文書「無始神相伝法談」に基づくもの。



2014/07/11(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(011)  

前稿「政治家の結策」(010)で掲載した写真について、フランスの友人からコメントがあった。「人間魚雷って恐いですね。的にされる敵にとっても脅威ですけれど、送り出す側にとっての苦渋が想像を絶します。それから特攻の飛行機で、カミカゼって聞いたことがあります。もし同じイメージで呼ぶなら、人間魚雷はカミナミかしら」・・・殺傷の意識をもって来襲する波なんて、想像するだけで恐ろしいことだ。

今「神風」を語れば、宮家の政治を背景にされることが多い。しかし私心を述べさせてもらえば、武家の政治が宮家を利用したと私は思う。ところで話は変わるが9日から、貞希(蛍メニス)がカナダ入りをした。今回はワーキング・ホリデー・ビザによるカナダ滞在である。今までも一年近くの滞在はあったが、途中でイギリスやアメリカへ出入国しているから観光ビザでも可能だった。今回は初めて、観光ビザ以外での長期滞在になる。



2014/11/28(Fri)  三蔵フライデー「政治家の結策」(012)  

事を上手く運ぶ秘訣は「行動のタイミング」にあるようだ。もちろん言い尽くされていることだが、好機を計るには的確な情報も大切だ。但し好機は人によって違う。複雑な要素が絡む政治ならば、政党によっても好機が違う。さらに代表者がそれを左右する。

今、日本の政界は、安倍氏の動きで転換期を迎えた。直感的であれ計算ずくであれ、私の印象は絶妙のタイミングで解散したと感じる。「そう思う」とか「こう考える」なんて言ったら「何故だ」の質問にこたえないといけないから「感じる」と表現するしかない。言い直すと「私には説明する能力がない」と述べるのが適切のようだが、本音を言うと「安倍さんヤッパリ!政治のプロだ」この言葉を言いたかった。

最近、挿絵を入れるのが楽しい。不足名姫に描いてもらった。



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